医療保険を入っている人は結構いますが、実際に恩恵を受けた人はあまりいませんよね。
それでも病気やけがをするよりは無駄になっても保険をかけていたほうが安心
そんな考えで医療保険を解約する気もない人がほとんどですね。
最近は医療保険に入らない、必要ないと言う考えの人も多くなってきたようです。実際ファイナンシャルプランナーの方の講義を聞いたときに、
「あぁ、掛け捨ての医療保険はいらないかも!」
と思ったものです。
本当に医療保険はあまり意味のないものなのか、断捨離するべき保険の内容とは?
掛け捨て医療保険は本当に必要なのか?
医療保険に最初から入らないという人もいれば、もったいないから解約しちゃったという人もいます。
解約した人は無駄に思ったから医療保険の断捨離をしたのです。
知り合いの友人は定期の医療保険に入ってました。積み立てのような貯金が組み合わさっている医療保険です。
今は終身医療保険のほうが一般化してますが。その女性はもうその保険は切れてしまったと言ってました。
でも今更医療保険はもう入らない!
実はその女性は70歳で乳がんに5年前かかりました。その時にはその保険が役に立ったかと言うと?
手術代と1日の入院費5千円×1週間。
今まで払った保険料よりも断然低かったんです。まぁ当たり前かもしれません。
そして満期になり、少しお金が戻ってきたようですが払い込みの金額よりはずっと少なかったそうです。
そしてその女性は抗がん剤と放射線治療を月にまたがってかなりやってました。ですので、高額医療費制度を受けることはできませんでした。
もしも同じ月に治療をやっていたら・・・。
相当な金額だったそうです。
しかも退院後は日帰りの治療だからかけていた医療保険からは一銭も入って来ませんでした。
抗がん剤は1回5万円。
固まったお金が無くなったそうです。
この時に今流行りの?「癌と診断されたときに出る保険」に入っておけば良かったと話してました。
1回に100万円でも200万円でも保険から降りたら精神的にも楽だったと言ってました。
何しろ抗がん剤は全部で50回と言われてましたのでそりゃもう、お金は吹っ飛んでいきますよね。
私が入っている保険は割と最近のなので、抗がん剤や放射線1回に付きいくらか出るんです。通院保証は付けなかったのでその部分が不安ではありますが。
その部分があるから、医療保険はなかなか断捨離できません。
その知り合いの女性が言うには、
「通院が出る保険が大事、入院なんてほんの数日間だもの」
と言ってました。
1時間かけて抗がん剤や放射線の通院をするには交通費もかかります。
定期を買って病院に通院してということを話していました。
そう考えると、通院の部分が付いていない医療保険はあまり役に立たないのかなとつくづく感じたものです。
医療保険の断捨離するメリットデメリット
今までずっと医療保険を払い続けてきた金額はけっこうな金額です。掛け捨て医療保険だと、安いけどかけてきたお金はいっさい戻って来ません。
定期付きの保険の場合は満期があったり、途中で解約しても解約返戻金があるので年数に応じて多少戻ってきます。
定期付き保険が満期になった人はここで医療保険に入らない選択をする人もいます。先ほどの私の知り合いがそうですが、もう医療保険は入らないといってます。
しかも乳がんに5年前にかかったから、医療保険に入れたとしても普通の人よりも割り増し金額になってしまうと思います。
「もうこれ以上保険のためにお金をかけたくない、また再発でもしたら貯金で何とかする」
と言ってます。
その理由は医療保険をかけてきたほどはほとんど役に立たなかっただそうです。それは通院が付いてなかったから。
私も医療保険に入ってますが、通院特約が付いていません。さっそく通院のオプションを付けようと思ってます。
こうやってきっかけがあると医療保険の断捨離を考えますね。医療保険に入っているということの最大のメリットは安心料です。
そしてデメリットは払った保険料が無駄になることが多いということ。
もしもなんかあった場合でも払い込んだ保険料よりも少ない貯金で何とかなるということですね。
ただ一回保険を解約してしまうと、そこからまた同じ保険に同じ金額では入れないということ。今まで何十年も払ってきた月の保険料よりもぐんと保険料は上がってきます。
本当に医療保険を止めて良いのか、ファイナンシャルプランナーにじっくりと相談してから決めたほうが後悔は少ないですね。
経済状況、生活状況などを考え一番良い方法を一緒に考えてくれます。
相談だけでも無料です。
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