老後破産の原因ときっかけは?減り続ける貯金の対策!

老後破産って、ちょっと辛い言葉ですね。

 

なぜ老後破産になってしまうのか

 

きっかけはどんなことだったのでしょか?

 

手持ちのお金が少なくなってきている人ほど気になりますよね。

 

年をとると身体を使った仕事は次第にできなくなります。

 

6人に1人は老後破産に直面しているという現状を見ると

段々と貯金をなし崩しにしていくのは不安ですね。

 

高齢者が増えていくにしたがって年金受給額が減っていく

可能性もあります。

 

年金暮らしでは生活できないというのが現実です。

 

老後の破産を心配のないよう今から対策を練っておきたいですね。

老後破産の原因と様々なきっかけ

 

 

老後破産のきっかけはそれぞれですが

まさかの身近にある老後破産は住宅ローンが返せなくなった時

などもきっかけになっているようです。

住宅ローンの返済

 

住宅ローンの返済には35年以上かかると言われています。

 

意外と多いのが、返済ができなくなったときです。

 

そのとき家が売れたらいいのですが

古くなってきて買い手がつかないと破産宣告して

手放さなくてはならなくなります。

 

若くても体調が悪くて仕事ができなくなった場合や

収入が減った時のことを考えると

老後が非常につらいものとなります。

親族の交際費

 

親族同士の交際費用は年齢を重ねると多くなります。

 

親族の冠婚葬祭だけでなく子供たちが結婚すれば

人数分の孫の誕生日祝い、お年玉、節句やひな祭りなどの

費用も多くなります。

最近は孫破産なんという言葉も現れたほどですね。

 

子供が大きくなっていくとますますお祝い金として

出すお金も増えてきます。

 

そのため子供や孫が多いほど出費がかさんできます。

 

親族として周りと調和をとる必要がありますね。

子供や孫にはお金はあげられない!

自分たちだけで生活がめいいっぱいだから

と伝えと割り切っている祖父母もいるようです。

医療費や介護サービスの自費負担金

 

平成30年度の診療報酬改定で所得の多い人は

高齢者でも3割負担の人が増えました。

 

今は終身保険がありますが終身保険に入っていない人は

年齢がいくと手術や入院費用がかなり掛かります。

 

保険関係なく普段の通院費用は1割負担でも

いくつもかかると毎月家計を苦しめますね。

 

動けなくなると介護サービスを利用したいと思いますが

介護サービスも1割の自己負担分は支払わなくてはなりません。

 

医療費用と介護サービス費用だけでもかなりかかってしまいます。

 

年をとってしまうとレジャーや遊びにかかるお金が

病院代や介護費にかかりそうです。

税金の重荷

老後になっても生活で出ていく固定費は一緒。

 

生活費や住宅ローンだけでなく固定資産税

自動車税、住民税などが必要です。

 

賃貸の人は固定資産税は必要ありませんが

賃貸料を一生支払わなくてはなりません。

老後破産して生活保護を受けるようになる?

 

生活が困窮して今後ますます老後破産が増えると

生活保護世帯がもっと増えて一家あたりの

生活保護の受給も減る可能性があります。

 

ちなみに平成28年度3月の厚生労働省生活保護の被保護者調査の結果では

高齢者世帯の生活保護の受給率は50.8%です。

 

また生活保護をうけるためには家を保有している場合

売却しないと全額の生活保護はうけにくいです。

 

すると、生活保護もあまりあてにならなくなります。

 

あくまでも生活保護は最終手段ですが

老後破産になったらそれこそ住む家もなくなることだってありますからね。

 

老後破産を防ぐ対策とは?

貯金をする

老後破産を防ぐには若いうちから少しずつでいいので

貯金をしていくことです。

 

あまり貯金ばかりに目がいくと自分の楽しみもなくなり

ストレスばかりたまります。

 

バランスよく少しずつできる範囲で

貯金をためるとお金がしっかりと残ります。

 

例えば、30歳で毎月3万円ずつためるとします。

 

現在の定年の65歳には1,090万円が貯まります。

 

一般に持ち家の人で65歳に2,000万円

賃貸の人で3,000万円が必要だと言われていますので

貯金の目安を知っておくと良いですね。

 

実はこの記事以降分配金がまた増えました!

50代投資信託で老後資金を貯めるには?私は24,500円放置で入金されている!

保険に加入する

今から老後に向けての資金を作るために

今は介護を受けたときの保険や老後の年金が

支給される保険などの商品があります。

いい商品が出てきているので毎月口座から

引き落としされるので自然に溜まっていきます。

 

また、生命保険や医療保険なども保険の窓口がありますので

将来のために相談するといいでしょう。

 

「備えあれば憂いなし」です。

シニアでも仕事をする

 

今はシニアやシルバーでも仕事を持っている人が増えています。

 

定年後も働かせてもらえるというのが大事です。

50代女性がパートを転職するなら定年後も働ける職種を選ぼう!

シニアやシルバーになると正規雇用が難しく

非正規で働く人がほとんどです。

 

女性の場合は、65歳以上だと80%以上の人が

非正規として働いています。

 

年収が平均200万円以下という結果が出ています。

 

独居の女性だと、貯蓄がないとかなり苦しい生活になりかねません。

 

レストランで美味しく半額で食べたり、モニターになってサンプルをもらったりお得はやらなきゃ損!

節約生活はこれをやると断然お得!お金ないんですから。

老後破産しそうな人の共通した特徴

老後破産をしそうな人ってどうやら特徴があるようですね。

楽観的で先を深刻に考えない人

先を考えず楽観的で今を楽しく生活できればいい

という人は老後に苦しむ可能性があります。

 

定年まで働いて退職金をあてにしていれば何とかなる

と思っていると後が計画通りいかなくなります。

 

会社が倒産して退職金がないとか体の不調や交通事故等で

ができなくなったなど、どんなことが起きるかわかりません。

 

2,500万円を65歳までに貯める方法とは?

65歳までのお金の貯め方!2,500万の老後の蓄えはまだ間に合う?

プライドが高い人

 

プライドが高く、ブランド品や高級な衣服などを

身につけたい人は危険です。

 

また、買い物が大好きで、つい買いすぎてしまう人も

破産する可能性があります。

 

まず、自分の身の丈に合った服装やアクセサリー

バッグなどを購入するようにしましょう。

 

その習慣をつけると、ブランド品をそれほど欲しくなくなります。

収入をすべて使う人

 

今はいる収入をすべて使ってしまう人は老後に困ることになります。

 

イソップ寓話にある「アリとキリギリス」の話のキリギリス

にあたる人が収入をすべて使う人です。

 

キリギリスはバイオリンを弾き歌って楽しんで過ごしていたら

 

寒い冬になると食べ物がなくなってしまいましたね。

 

一方、アリは毎日コツコツと働き蓄えをしていたから

 

最後にキリギリスはありから食べ物を分けてもらった。

(この話は原作とは少し違います)という話です。

まとめ

昔と異なり今は寿命が長く老後ある程度の蓄えがないと

老後破産してしまいます。

若いうちの苦労は乗り越えられても

年を取ってからの苦労は倍辛いものがあります。

 

キリギリスにならないためにも老後のために

今から貯金や保険などでしっかりと蓄えておきましょう。

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