50代の女性で一人暮らしをしている人はけっこういますよね。
皆さん老後の貯金は貯めているのかしらと気になります。
お金のことは聞きたくても聞けないところ。
十分に老後貯金をしている女性もいれば、老後貯金なんて全くないと言う50代一人暮らしの女性もいます。
もし夫が亡くなったとしても妻は遺族年金で生活ができます。
遺族年金が入る未亡人はまだいいかもしれませんね。
今は良いけど、貯金が全くなくて老後の生活はどうなってしまうのか?
そんな50代一人暮らしの女性はどうやって生活をしていったら良いのでしょうか?
Contents
50代女性一人暮らしで老後貯金なしの女性はいるのか?
ずっと独身の女性もいますし、熟年離婚も増えているため
途中から一人暮らしをしている人が最近は多くなっています。
そんな50代ひとり暮らしの女性は、老後に対しての備えをどう考えているのか気になるところです。
実際のところ50代一人暮らしの女性で老後貯金が全くない!
という人は約3割いるんです。
マンションの残りのローンを貯めたお金で払ってしまった女性がいます。
そこで、貯金がゼロ。
もう一人の女性ですが、友人たちと会社を立ち上げた結果うまくいかず親から、もらった全財産をなくしてしまった女性もいます。
理由は様々ですが、50代一人暮らしの女性で老後のお金が全くないという人はいます。
平成28内閣年度の内閣府の調査では、老後の経済生活に備えて特に行ったことを尋ねました。
日本では特に何もしていないと答える高齢者が42.7%でした。
50代女性の平均年収と平均貯蓄額を国税庁の
「平成28年民間給与実態統計調査」平均所得
50~54歳女性が291万円
55~59歳女性が270万円
60~64歳女性が227万円
65~69歳女性が201万円
70歳以上が204万円です。
これは、夫婦世帯も入っているので独身の女性だけではありません。
女性の場合、非正規として仕事をしている人の割合が多いことを考えると、老後の貯金が少ない女性が多いと予想されます。
お金を貯めるヒントが書いてあるの記事
・65歳までのお金の貯め方!2,500万の老後の蓄えはまだ間に合う?
50代女性一人暮らし平均老後貯金はいくらくらいある?
男女あわせて50歳代の平均貯蓄額は約1,300万円~1,700万円
という調査結果が出ています。
女性の収入は男性に比べて少ないですが
コツコツとわずかずつでも貯金する人が多いので
独身女性の平均の貯蓄額が約700万円です。
独身女性は老後への備えに対してもしっかりした考え方を持っている女性が多いです。
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世帯調査では70歳以上の平均の夫婦で月16万円の年金暮らしの人が多いです。
普通だったら夫婦二人の年金足せば22万~28万円くらいだと思うのですが、実際はこのくらいのお金で生活をしているようですよ。
独身女性で持ち家なら贅沢さえしなければ11万円ほどで暮らせるでしょう。
賃貸の場合は生活費は月15万円くらい必要になってきます。
非正規雇用で基礎年金しかない女性の場合、月6万円くらいの老齢基礎年金しかありません。
月6万円の年金ではとても生活できませんね。
すると、残りの5万円を貯金で計算すると、65歳から年金暮らしで85歳まで生きるとすると、20年分の貯金は1,440万円が必要ということになります。
老後の貯金なしの50代女性一人暮らし、どうやって生活する?
50代女性の一人暮らしをしている人は老後の貯金が出来ないままだと、この先はどうやって生活をしていったら良いでしょうか?
お金を一生懸命貯めなければ、老後は生活できなくなります。
貯金するために仕事を増やす
貯金するためには、収入を増やす道を探すことが一番です。
非正規だと副業を持ってはたらくことができます。
副業をフリーランスとして自分の趣味を生かしたことを行ってもいいですし、同じような仕事をもう一つ増やしてもいいですね。
・ネットに記事を書く仕事は副業としておススメ?稼げる在宅ワークとは?
例えば、ミシンが好きなら内職の仕事や縫製工場での仕事を増やすとか、趣味でドライフラワーをしているなら
花屋での仕事やドライフラワーを作ってネットで売ることもできます。
仕事がない日も仕事をいれることができます。
すると正社員より多い収入を得ることができる場合もあります。
無駄な支出を減らす
支出を計算してみて本当に必要な支出かどうかを確認します。
例えば、携帯電話の通信費を格安スマホ➡格安スマホ は断然OCNモバイルONE!パソコンと電話の通信料に驚き!
に変えるとか、外食を減らす、保険を貯蓄型に変えるなど見直しができるかもしれません。
食費も腐らせないように工夫ができるかもしれません。
生活貸付金制度を知っておこう
生活困窮者のために生活貸付金制度があります。
これは連帯保証人がいれば、無利子で連帯保証人がいない場合は年率1.5%で借りられます。
利用できる人の条件
65歳以上の高齢者世帯、低所得者で他から資金が借りられない世帯、身体療育手帳・障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳などを持つ人がいる世帯
収入がない人や多重債務者、他の制度が利用できる人、住宅がないか住宅確保が難しい人などは借りられません。
他の色々な制度
- 生活困窮者自立支援制度
賃貸住宅の人は、生活困窮者自立支援制度があります。
まず自治体の相談窓口に相談すると、支援員が具合的な支援プランを作ります。
そして、寄り添いながら自立に向けたプランを作成します。
- 家計相談支援事業
家計状況の見える化をはかり相談者が自ら家計を管理できるように、支援計画の作成、相談支援、関係機関へつないで必要に応じた貸付の斡旋などを行い生活再生を支援します。
- 生活保護制度
生活保護とは世帯単位で、世帯全員が利用しうる資産、能力、最低限の生活の維持のために活用する制度です。
その場合は、家があると受けられないので売却した資金を活用することをまず求められます。
ただ最近は家があっても生活保護を受けられると聞いたことがありますので行政に聞くことが一番ですね。
また、親族等からの援助を受けることができるなら援助をうけます。
それらの活用がない人、賃貸住宅や親族が援助できない状況の人は、最低限の生活に必要な保護をうけることができます。
それには、生活扶助(食費や光熱費など)、住宅扶助(アパートなどの家賃)、医療扶助(医療費が無料になります)、介護扶助(介護サービスの自己負担がありません)、葬祭扶助(範囲内で実費支給)などがあります。
まとめ
50代女性で貯金がない人は老後がお先真っ暗というわけでもないのです。
国では色々な制度を行っていて、どうしても生活できないほど困窮している人や障害を抱えた人には制度がきちっと、定められているのです。
しかし、制度を受けるには制限がありますし、できれば生活保護には頼りたくないですものね。
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