熟年になるまで離婚を我慢していた女性の理由は様々ですよね。
ここでは私の友人たちの体験や、その周りの経験者の体験談の苦労話などについて語っていこうと思います。
そのまえに、熟年離婚とはかなりリスクを伴います。
一番は経済力でしょうね。
熟年離婚した場合は、いくら必要なのか、慰謝料の相場は?生活費は?
年金はどうなるなど等。
熟年離婚する時、十分に貯蓄はありますか?
離婚する段階で十分な財産分与をしてくれるか、
年金分割も食べていかれるほど安心な金額なものなのかと言う点も大事なポイントです。
熟年離婚後の生活の準備をしないで後悔する女性の現実。
実は経済的なことだけではないんです。
あまりにも離婚に後悔し過ぎて熟年離婚後にうつ病になるケースもあります。
もしも本当に離婚を考えているのでしたら、熟年後後悔しないためにはどんな準備が必要なのでしょうか?
Contents
熟年離婚の理由ランキングと私の友人の場合
熟年離婚の理由はいろいろランキングに分けるといろいろありそうですね。
まずは統計から。
1位
性格の不一致
ネットで統計などを調べてみると、やはり1位は性格の不一致。
性格の不一致だからこそ、お互いを思いやることが出来ない行動を起こすという結果になるということにつながると言えます。
2位
浮気・不倫
私の友人で離婚はしないけど許せないと言っている別居中の友人がまさしくこの理由です。
一度不倫したという現実は消えません。
3位
モラハラ・暴力
これはもう相手に対して、憎しみが出てきます。
4位
ギャンブル・浪費
家庭を大事にしてくれない証拠です。
5位
以下それ以外~
定年後ずっと家にいる夫と同じ空気を吸うのがイヤ。
夫に愛情を感じない
夫の親の介護をするのがイヤ。
夫の親戚付き合いとはおさらばしたい。
私的には離婚するほどの理由ではないので、ここで離婚して経済的に困窮するのであればこれしきのこと同居人として我慢していたほうが良いと思う。
熟年離婚の理由私の友人の場合
私の50代で熟年離婚した友人はモラハラでした。
子供が3人いて、経済的には恵まれていました。
十分な生活費をもらい、専業主婦で見た目は幸せそのもの。
でも家ではモラハラ、言う通りにしないとものは飛んでくるし、口答えをしたら暴力されるのがわかっているので何も言えなかったということでした。
子供たちを大学まで卒業させるまでじっと我慢して、お金を貯めるというのが彼女の離婚準備期間でした。
これは離婚後の生活を考えるうえで後悔しないための一番大切なことですね。
お金が貯まらなくては、離婚するにも精神的にも気が気じゃありませんから。
お金さえあれば、こんなモラハラ夫とはいる意味ありません。
その彼女は今とても幸せです。
パートで時給制ですが、フルタイムでおそらく手取り17万円前後だと思います。
若い仲間がいる職場で、頑張って楽しく働いています。
とても若く見えますし、もしかしたら70歳まで働けそうです。
熟年の老後の経済的不安はどうする?
➡50代独身女性の老後は不安がいっぱい!60歳まで最低限いくらお金を貯めたら安心?
熟年離婚よりも熟年別居を選んだほうが良い理由
私の友人でふたりは偶然熟年別居をしています。
ちなみに家庭内別居は二組いますが、家庭内別居と住まいを完全に分けた完全別居とは見合いも違います。
なぜ熟年離婚をしないで別居を選択したかと言うと、別居をしても今まで取りお金をくれれば離婚をしなくてもさほどデメリットを感じない。
離婚をしてしまうと、世間体を感じていることを彼女たちの端々に感じます。
夫と別居していることさえ勤め先に話したくないのがわかります。
別居してますし、夫のことは嫌い。
でも結婚指輪も外しません。
でも離婚となったら話は別ですね。
離婚したらもっと精神的なダメージは大きいでしょう。
と言いますか、離婚するほどの理由ではないのです。
離婚するほどの大きな理由があれば世間体など関係なく離婚します。
別居するときに交わした経済的条件
別居するときに交わした条件一人の女性は7万円です。
これはもしも離婚した時に年金分割した時これくらいを想定してもらいたいと彼女が出した金額です。
自分が働く金額は7~8万円。
合計15万円。
今後は息子さんと同居します。
15万円あれば食べていけるとの計算です。
別居でも生活費をもらう
もう一人の女性は、URに入って1年ちょっと。
旦那様の長年のワンマンから抜け出したくての別居でした。
離婚したくて出てきたのですが、旦那様は離婚したくない。
でも一銭も生活費をいまだにくれない。
自分の年金と貯金を切り崩して生活をしています。
「別居してても生活費はもらえるのよ」
と伝えました。
知らなかったようです。
夫婦なら、別々に住んでいても生活を支える義務がありますので必ず手続きをやらなくては損です。
そのような場合は、まずは住まい近くの無料相談に行ってみてください。
そこから裁判、調停へと進み判決が出た、と彼女から連絡があり今度会うことになってます。
熟年離婚で後悔する理由大きな2つとは?
熟年離婚をはやまってしまた!
後悔先に立たず。
こんな後悔は後にも先にもないですから、熟年離婚だけは慎重にしないと本当に泣きます。
熟年離婚で後悔して、泣いて泣いてその後立ち直る人がいたとしたら?
その後の新しい良きパートナーとの出会いがあったという場合ではないでしょうか。
まずは熟年離婚を後悔する人の理由としては、離婚するほどの理由ではなかったということ。
暴力
浮気・不倫
家にお金を入れない
この3つに当てはまらない場合。
嫌な相手と一緒にいるのもストレスになりなど、一概にも言えませんが。
もしも当てはまらない場合は慎重に考えてくださいね。
離婚後の経済的後悔は大丈夫そう?
その後一人になった時、どれだけ経済的に厳しい様態になるのか考えておく必要があります。
この場合は、離婚する前から妻がフルタイムなどの職に就いている場合は、それほど苦にならないかもしれません。
離婚後、急にフルタイムの仕事を始めると、かなり生活のリズムに慣れるまで大変です。
肉体的と精神的に。
そうなると、さほど離婚する理由が大きくなかった場合は、こんなことならまだ離婚しないで働かないほうが良かったということにもなりかねません。
離婚後の精神的後悔は大丈夫そう?
離婚後初めて夫の優しさに気が付いたという女性もネットを見ると何人かいましたね。
見切り発車で熟年離婚をしてしまう女性に見られる後悔。
熟年になって、自分の人生を楽しみたいという理由で離婚してしまうとそんな結果を産んでしまいます。
「君の選んだ人生だから」
と送ってくれた夫に、
自分が間違っていたと気が付いたころには夫にはもう新しい女性が!
そんな時に癒してくれるのは誰?
長年付き合ってて熟年になって初めてブラックな友人だった時が付く人もいます。
そんな友人にそんな相談事をしたら、喜んでしまいます。
友人付き合いは気を付けないと、余計に傷付きます。
絶対に話をしても良いと思える人の見極めを。
離婚は出来ない場合があるの?裁判までになるのはなぜ?
協議
二人の話し合いで、経済的にもお互いが納得のいく内容だたら協議離婚になるわけです。
調停(離婚・別居)
協議離婚で出来なかった場合は、家庭裁判所に自分で申し込むか、弁護士さんに中に入ってもらい費用を支払い書類等の準備作成してもらって調停に進む場合もあります。
自分で準備すると弁護士費用が浮きます
裁判
調停で離婚出来なかった場合裁判に持ち越します。
別居の友人も調停の日程調節だけでもかなり時間がかかったそうです。
裁判となるとなおさらです。
経済的権利を握っているのが男性だとしたら、少しでも妻に有利になるようにしてくれるのなら調停にも裁判にもいかずに済むのにと思いますが。
ただ中には複雑な問題も絡んでいるようです。
家のローン問題や結婚後の夫婦で築いた財産がどこまでか、など等。
熟年離婚したら夫からもらえるもの
熟年離婚したら経済的にもらえるものをはっきりとしなくてはなりません。
年金
年金世代でしたら、年金分割が最大2分の1までできます。
これは社会保険事務所にいて早めの手続きをしてください。
慰謝料
不倫・不貞行為
夫の不倫平均的な慰謝料は200万円~400万円
退職金二人で築いた財産は分けられることになります。
退職金も同じですので、財産分与に入ります。
養育費
子供がまだ小さい場合は養育費を請求できます。
毎月4万円~6万円平均ですが、中には全くくれない人もいれば10万円~20万円振り込む人もいます。
熟年離婚後幸せになるには?
熟年離婚をしたり、熟年別居をしたりして幸せにしている私の友人の女性たち。
熟年離婚をした友人には彼氏がいます。
その彼氏とは結婚はしません。
一緒に住むことも考えてません。
時々、旅行に行き映画を観て彼の家に月に1~2回泊まりに行ってます。
そんな感じで1数館に1~2回のペースで会うのが一番良いそうです。
その彼女は年老いた両親と住み、子供と孫は近くに住み、今が幸せなのだそうです。
わたしにとってこの友人はかけがえのない友達です。
そしてもう一人は熟年別居をした友人は、もはやシニアです。
亭主関白なうるさい夫と離れ離婚するほどのメリットもデメリットもないので、そのまま別居したままです。
今穏やかな時を過ごし、私が遊びに行くと美味しい手料理をふるまってくれています。
うるさい夫でも、年の離れた夫がもしも亡くなったら寂しいと思うかもしれないと話してました。
それなら、今更と言うのもなんだけど籍を抜かずにこのまま余生を過ごすのも良いのでは?
と言う話をしました。
他にも様々な経験をしている友人がいますが、自分が一番幸せじゃないと気が済まないというようなブラックな友人もいます。
友人の断捨離もしていきたいと思う今日この頃ですね。
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